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    エンタープライズ広島 鎮魂の思い刻み走る、反響の重さ実感

    2018年12月5日New!!

     
     
     

    【広島】原爆犠牲者への鎮魂の思いを込めたトラックが走り続けている。後部扉に原爆ドームを描いたトラックだ。

    このトラックは今、エンタープライズ広島(才木秀幸社長、廿日市市)が保有。元は前村産業運輸の車両で、同社の社長だった前村弘行氏が被爆した夫人の両親への鎮魂の思いで、原爆ドームと核廃絶の願いを描いたもの。広島や営業所があった福岡では知られた存在で、青島文化教材社から32分の1スケールのプラモデルが出るなど、デコトラファンにも人気だった。

    しかし、前村産業運輸が昨年5月に廃業。それにともない、かつて同社に勤務し、その後に福岡県で独自に運送会社を立ち上げていた才木社長が、14台のトラックやドライバーなど前村産業運輸の子会社だったエンタープライズ広島を引き継いだ。このときに移籍した原爆ドームのトラック5台も現役で走っている。

    才木社長は「このトラックは、今でもなくさないでほしいという同業者の声が多い」として、会社を引き継いだ直後から準備し、今年8月に新車を導入した。

    絵は前村時代の手描きの職人が引退したこともあり、印刷になったが、手描きの力強さとは一味違う鮮明さで、インパクトは健在。「他県では驚かれるが、広島では受け入れてもらえる」(同社長)。同時に「会社としては反響の重さを実感している」と話す。

    乗務する滝本裕樹さん(40)は、前村時代から働くベテラン。「子どもの頃に見てカッコイイと思った」そうで、乗務することになった巡り合わせに感慨深い様子。広島・福岡間を、食品を積んで走る。「広島で走っていると被爆者団体の方から『全車に描いてくれ』と言われることもある」(滝本さん)と、このトラックに乗ることの意義を噛みしめている。

     
     
     
     
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