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信用情報
セブンネットが破産手続き開始決定
2020年4月6日
2019年11月22日までに事業を停止していた㈱セブンネット(既報、資本金500万円、神戸市中央区港島中町1—2—5、代表大西宏典氏)は3月4日、神戸地裁へ自己破産を申請し、同17日に破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は岡田和也弁護士。債権届け出期間は4月21日までで、財産状況報告集会期日は6月10日午前11時。
同社は、2009年(平成21年)4月に設立した貨物自動車運送事業者。10㌧・4㌧などのトラックによる貨物運送を手がけ、同業大手への傭車を中心に受注を獲得。2018年3月期には年収入高約1億5100万円を計上していた。
しかし、燃料費や人件費の高騰などにより約300万円の赤字となり、その後も同業者間の競合やドライバー不足などもあって受注が減少。翌2019年3月期の年収入高は約1億1900万円にとどまり、約300万円の連続赤字を余儀なくされていた。徐々に資金繰りが逼迫するなか、ここに来て先行きの見通しが立たないとして事業継続を断念し、今回の措置となった。
負債は約1億5000万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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