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信用情報
信陽陸運が破産開始決定
2020年10月5日
信陽陸運㈱(資本金1000万円、愛知県一宮市伝法寺3—5—8、設立1979年=昭和54年4月11日、代表西川祥加氏)は9月9日、名古屋地裁一宮支部から破産開始決定を受けた。
破産管財人は山崎圭弁護士。
負債総額は約5000万円。
一般貨物自動車運送事業を手掛け、かつては食品や機械メーカーを主な顧客に展開していたが、受注及び採算の低下から再度の資金ショートを起こし1996年2月8日、行き詰まりが表面化した経緯がある。その後も事業を継続し、5台前後のトラックで機械や鋼材を中心に運送していた。しかし、一連の経緯で対外信用は低下し、それを背景に業績も低調に推移。2018年には先々代及び先代社長が相次いで死去し、体制は一層不安定さを増していた。前述行き詰まりが表面化した当時は4億円台であった売上高は2020年4月期には約5100万円にまで低下。直近では新型コロナの影響でメーカーの操業が低下し、受注は一層下落していた。先行きの見通しが立たないことから4月24日に事業を停止し、今般の措置を採った。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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