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信用情報
千葉物流が破産手続き開始決定
2020年11月9日
千葉物流㈱(資本金1000万円、登記面=東京都千代田区神田須田町2—4、代表吉田孝氏)は10月21日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は竹下博将弁護士。債権届け出期間は11月25日までで、財産状況報告集会期日は2021年2月2日午後3時30分。
同社は、2009年(平成21年)2月創業、2010年(平成22年)11月に法人改組し貨物自動車運送業者。ケミカル製品や建築資材類、食品などの配送を主業とし東北から九州にかけて全国各地に物流拠点を構えていた。主力得意先など既存の取引先からの受注が伸長した2015年10月期には年収入高約10億4200万円を計上していた。
2019年3月には、主力得意先の100%子会社となり同社が展開していた自動車運送事業を譲り受け、事業規模を拡大。しかし、同年8月に代表が同社から同社株式を買い取る形でグループから離脱していた。その後、同社独自での収益改善に努めていたが、従業員の退職が相次いだことで扱い高が減少。今年3月ごろには連絡難となり事態がさらに悪化していたなか、今回の措置となった。
負債は現在調査中。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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