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信用情報
告馬物流が破産開始決定
2020年12月6日
告馬物流㈱(資本金600万円、京都府綴喜郡宇治田原町荒木東出11—1、代表告馬健一氏)は11月18日、京都地裁から破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は稲垣旭彦弁護士。
財産状況報告集会など各期日は2021年2月17日午前11時45分。
同社は、2005年(平成17年)創業、2007年(同19年)12月に法人改組した一般貨物自動車運送業者。九州地区から東北、北陸、関西地区までの拠点間輸送を手掛け、三段ボックスやカラーボックスなどのプラスチック製品のほか、包装用エアキャップなどを取り扱っていた。代表自ら運送業務も行うなど小規模な陣容ではあったものの、輸送量に応じて傭車を効率よく配車することで納期の厳格化や小回りの利く受注体制を構築し、得意先からの継続受注につなげることで、1億7000万円程度の年商規模で推移していた。
しかし、競争激化により安値受注が続いていたほか、ドライバーを中心に人件費負担が重荷となり赤字決算を散発し、債務超過に陥っていた。運行管理面の不備から行政処分を数回受け、営業面で支障が出るなど管理体制の不備も課題となっていたなか、業況改善の見通しも立たないことから今年9月末日に事業を停止していた。
負債は推定で7400万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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