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信用情報
エスペランサが破産手続き開始決定
2021年1月18日
㈱エスペランサ(既報、資本金500万円、東京都あきる野市小峰台37—1、代表髙橋諒氏)は、2020年12月21日に東京地裁へ自己破産を申請し、1月6日に破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は山田祥恵弁護士。債権届け出期間は2月3日までで、財産状況報告集会期日は4月15日午後2時30分。
同社は2013年(平成25年)6月設立の一般貨物自動車運送会社。2018年4月期の年収入高は約17億5400万円を計上していた。
しかし、急成長に実務面の整備が追い付かず、2017年11月に国交省から8件の法令違反があるとして70日間の輸送施設の使用停止処分を受けていた。車両や販管費が過剰なため、2018年2月頃に実質的な債務超過に転落。同年9月に国税局の監査が入り、追徴分を含む税金と社会保険料の納付額は1億2000万円を超過することとなった。金融機関にはリスケジュールしていたが資金繰りが破たんし、2019年10月末までに実質的に事業を停止。その後もリース代金の納税への流用などが問題視され、破産申し立てまでに時間がかかっていた。
負債は、債権者約73人に対し約5億8174万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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