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信用情報
シンワ物流が破産開始決定
2021年3月15日
㈲シンワ物流(資本金300万円、東京都新宿区早稲田鶴巻町509、設立2003年(平成15年)年11月、佐藤智也社長)は2月24日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には大塚正和弁護士が選任された。
負債総額は約1億6000万円。
書籍やカタログ、カレンダー、チラシなどの紙媒体やDVD、CDなどの仕分け、梱包、発送代行業務を手掛けるほか、商品保管や運送も展開していた。2012年9月期には埼玉県川口市に倉庫を開設し、印刷業にも参入するなど業容を拡大、2016年9月期には売上高1億7093万円をあげていた。
しかし、近年は競合激化などから利幅は薄く、採算は低迷。設備投資に伴う負担が重いなか、赤字を散発し債務超過に転落していた。
こうしたなか、2020年に入ってから「新型コロナウイルス」感染拡大の影響を受け、業況がさらに悪化。先行きの見通しも立たないことから、事業継続を断念した。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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