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信用情報
ワイルドライン合同会社が破産手続き開始決定
2019年6月17日
ワイルドライン合同会社(既報、資本金500万円、大分県大分市勢家1098—223、代表相馬裕二氏)は、6月3日に大分地裁から破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は平山秀生弁護士。
当社は2003年(平成15年)4月創業、2006年(平成18年)12月に法人改組した一般貨物自動車運送事業者。車両は大型トラック、中型トラックを主体として約30台を擁して、郵便輸送物、家電製品、日用雑貨、清涼飲料水などを運搬し、営業エリアは九州一円を中心として関東、関西までを対象としていた。2016年6月には日田地区で顧客獲得ができたことから日田営業所を開設。以降は収入高を飛躍的に伸ばし、2018年12月期の年収入高は約4億8800万円を計上した。
しかしながら、業容拡大を優先してきたことで、車両の増車に伴う減価償却費負担が多額であり、4期連続の欠損計上を余儀なくされるなど収益性には課題を抱えていた。加えて、不安定な燃料価格や外注費の高止まりもあって資金繰りに困窮し、今回の措置となった。
負債は約1億8000万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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