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信用情報
アルプスが破産手続開始決定
2019年8月12日
㈲アルプス(資本金900万円、静岡県沼津市植田208、登記面=同三島市富士見台43—1、代表清水輝男氏、従業員18人)は7月25日、静岡地裁沼津支部から破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は小宮山克己弁護士。
同社は、1988年(昭和63年)7月に設立した一般貨物自動車運送事業者。軽貨物トラックによる一般個人を対象とした引っ越し運送を主力としていたが、徐々に法人事業者を得意先とした中型トラックによる貨物運送に業態を変更し、全国を配送エリアとして医療機器や照明器具、レジスター機器などを搬送することで、2011年3月期には年収入高約2億2400万円を計上していた。
しかし、低採算な下請け運送からの撤退や、ドライバー担当者の休職などの影響が重なり、2018年3月期の年収入高は約1億3900万円にまで減少していたうえ、この間の業容収縮や燃料価格の上昇を受け、採算面は悪化していた。近時においても業容回復のめどが立たず、資金操作が限界に達したため、今回の措置となった。
負債は約1億2000万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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