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信用情報
山西運送が破産開始決定
2019年9月9日
㈲山西運送(資本金1000万円、高知県高埇8—8、設立1972年=昭和47年2月16日、代表山西敬正氏、従業員11人)は7月22日、高知地裁に破産を申請し8月22日、同開始決定を受けた。破産管財人は近藤啓明弁護士。
負債総額は約2億円。
1952年4月、現社長の実父が創業。地元鉄工所や大手建材メーカーなどを主力受注先とし、建築資材や住宅設備機器などの貨物運送を手掛け、1992年3月期には4億円近い売上高を計上した。
しかし、その後は景気低迷や競合などから売上高は落ち込み、近年は1億5000万円前後で推移すると共に、ガソリン価格高騰の影響もあって採算面も悪化した。こうしたことから資金繰りは逼迫し、公租公課などの滞納もあって、2018年秋には実質本社としていた南国市小籠780—9の高知県トラック団地から撤退した。
その後も経営は改善せず、ついに資金調達が限界に達し、3月末で営業を停止して破産申請の準備に入っていた。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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