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信用情報
アネストフジタと関係会社1社が破産手続き開始決定
2019年9月16日
㈲アネストフジタ(資本金335万円、山口県下関市新椋野3—5—8—101、代表藤田浩司氏)と関係会社の㈱和華彩(企業コード=967086621、資本金300万円、福岡県福岡市東区原田1—43—43、同代表)の2社は、8月29日に福岡地裁から破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は太田和夫弁護士。
㈲アネストフジタは、2005年(平成17年)7月に設立された物流管理請負業者。食品卸から事業をスタートし、2007年に九州地方でディスカウントチェーンの配送センターの管理運営業務を受託して業容を拡大、2011年6月期には年売上高約6億4200万円を計上していた。
しかし、2016年4月に発生した熊本地震で配送センターが被災したことで、事業の縮小を余儀なくされていた。このため、新たな受注先の確保に努める一方で、新規事業として洗浄剤の販売や厨房機器の洗浄なども開始したが業況は好転せず、ついに事業の継続が困難となった。
㈱和華彩は、2008年(平成20年)9月に設立され、㈲アネストフジタと実質的に一体となって事業を展開していたが、同社に連鎖した。
負債は、2社合計で約1億8000万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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