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信用情報
関西NY物流が自己破産申請へ
2019年10月7日
㈲関西NY物流(資本金500万円、京都府八幡市岩田西玉造29—1、登記面=八幡市男山松里2—24中ノ山ハイツ31号、代表松本昇氏)は、9月30日までに事業を停止し、事後処理を池田尚弘弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。
同社は、2004年(平成16年)2月に設立した一般貨物自動車運送業者。運送会社や倉庫会社などからの下請け受注を主体に農業機械や建築機械用部品、車両部品、飲料などの貨物配送を手がけていた。北は岩手県、南は四国地方までを営業エリアに長距離配送にも対応し、3億円程度の年商規模で推移していた。
しかし、2010年に不良債権が発生したことで資金繰りが悪化し、支払遅延を散発していた。その後は運送取次業務でドライバースタッフを兼務させ、受注量が拡大した2018年8月期の年収入高は約4億2900万円を計上するなど業容拡大を図ったものの、運送業界のドライバー不足で人件費が嵩み、外注費用も膨らんだことから収益性が悪化。資金繰りが限界に達したことで、今回の事態となった。
負債は推定1億5000万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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