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信用情報
中村商会が破産手続き開始決定
2020年1月6日
㈱中村商会(横浜市鶴見区朝日町1−27—2、代表中村芳朗氏)は2019年12月10日、横浜地裁横須賀支部から破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は望月由佳子弁護士。債権届け出期間は1月10日までで、財産状況報告集会期日は3月5日午前10時。
同社は、1965年(昭和40年)11月に設立され、その後休眠状態にあった会社を2000年(平成12年)2月に現代表が買収し、貨物自動車運送業者として同年5月に事業を再開した。横浜から関東一円を主要範囲として、主にトレーラによる海上コンテナ輸送や古紙、金属スクラップ、雑貨類などのトラック輸送を行っていた。ピーク時の2012年3月期の年収入高は約5億6000万円を計上していた。
しかし、下請け受注が多く、収益性に乏しい状況が続いていたため、新規取引の開拓に注力していたが、その後も売り上げ減少に歯止めがかからず、2019年3月期の年収入高は約3億円にダウン。外注依存度の高さから収益性も回復せず、資金繰りは悪化。ここに来て限界となり、今回の措置となった。負債は推定1億円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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