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信用情報
アクアラインが破産手続き開始決定
2020年1月13日
アクアライン㈱(資本金1000万円、大阪府東大阪市横枕西10—12、代表福富英二氏、従業員30人)は、1月6日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日同地裁から破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は岡田祐輝弁護士。
同社は、2014年(平成26年)5月に設立した一般貨物自動車運送業者。当初は利用運送事業を営んでいたが、2015年にトラックを取得して以降は近畿圏内の近距離輸送を中心に自社配送ウエイトを高めていた。受注は総合物流会社からの下請けが主体で、家具や雑貨、文具、衣類、食料品などの貨物を取り扱い、2017年9月期には年収入高約7億5700万円を計上していた。
しかし、一部得意先との取引解消に加え、労働トラブルの発生により従業員が減少したことなどから売り上げは減少傾向で推移。燃料高や人手不足を背景とする傭車費用の高騰で採算も悪化するなか、車両取得に伴う有利子負債が重荷となり資金繰りが逼迫していた。近時は車両売却などで合理化を図っていたものの、収益状況は改善せず、今回の措置となった。
負債は約2億5800万円。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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