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    ワダツミ 売掛債権先払いサービスを提供

    2014年2月28日

     
     
     

     運送事業者向けに「売掛債権の先払いサービス」を提供しているワダツミ(東京都千代田区)。
     同サービスは、完了済みの仕事に対して、発注元の荷主や元請けに代わり、同社が運賃を先に支払うというもの。発注元は従来のサイトでワダツミに請求額を支払う。荒金和則取締役は、「荷主・元請け企業から見れば、単に支払先が変わるだけ。利用者側から見れば、売掛金が早く現金になるというのがポイント」と説明する。
     仮に売掛先が倒産しても、返済の心配がないのも特徴。「当社が売掛債権を買い取るため、荷主が倒産した場合も当社と荷主でのやりとりになる」という。


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     荷主・元請けごとに支払いの上限枠を設けて運用する。「その枠内であれば、仕事をやればやっただけお金に換わるということ。これまで支払いサイトがネックになっていた荷主にも、どんどん営業をかけて頂ける」。
     荷主に提案する際には、法律にも熟知した同社のスタッフが同行。「荷主や元請けに迷惑が掛かるものではないということを理解してもらうのが重要。そのための同行や資料作りなど、サポートは徹底的に行う」。
     とはいえ債権譲渡に関して、業界的に理解が進んでいないのも事実。同氏は、「金融庁から、中小企業の資金調達にABL(動産・売掛金担保融資)を積極的に活用するようにという発表も出ている。ルール通りに使えば、何も問題のないスキーム」とし、「むしろ運賃の値上げ交渉の方が、荷主に対しては悪影響が大きいはず」。「資金繰りをきちんと行い、『安定的なサービスを提供したい』という企業姿勢のアピールにもなる」とも。
     同氏は、「資金繰り=銀行の借入としか考えていない経営者も多いが、本来は、運転資金の回転率を上げていくというのが経営者としてのあるべき姿」と指摘。そこで、「支払いサイトを変え、資金繰りに余裕を持たせるシステムとして存在するのがこのサービス」と訴える。「入金されるのは終わった仕事の料金であり、利益を先取りする訳ではない」ことも強調する。
     手数料は、荷主・元請け企業の信用度合いやその他の条件により異なるが、請求額の1.5%から。「初めての取引については額面の90%で債権を買い取り、荷主からの入金が完了後、残りの10%を支払う」という。
     根底にあるのは「がんばっている企業を応援したい」という想いだ。「真面目な事業者であればあるほど、出資などではなく、自分のやっている仕事の中でお金を生み出したいと考える経営者が多い」とした上で、同サービスを、「自社の中でできる最大限の資金繰りの手法。ぜひお使いいただきたい」と話す。
    ◎関連リンク→ ワダツミ株式会社

     
     
     
     
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