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物流ニュース
パワーウェイブ 新サービス開始、機密書類を完全溶解
2015年7月14日
法人向けの物流業務請負をメーンに、事務所移転やレイアウト変更、什器施工などトータル物流サービスを展開するパワーウェイブ(藤崎弘敬社長、東大阪市)は6月から、新規事業として個人情報・機密書類の移動・保管・溶解サービスを開始する。セコムの「ココ─ECOM」システムを活用して、GPS搭載のトラックで機密情報を徹底ガードし、完全溶解するというもの。
「情報漏洩は、内部の人間が紙媒体をたまたま目にして、といったことが意外と多い。マイナンバー制度も間もなく始まり、今後、大手だけでなく中小企業にとっても個人情報の扱いが重要になってくる」と藤崎社長。新サービスの仕組みは、セコムが開閉動作を監視しているトラックで集荷し、GPS警備付きコンテナで保管、未開封のまま完全溶解し、証明書を発行する。さらに関連として、廃棄期限前で保管場所に困っている書類の保管や、パソコンの引き取り・廃棄処分もサービスに加える。
同社長は、「運ぶだけでは厳しい時代。付加価値の一つとしてスタートさせる」と語り、現在、プライバシーマーク(Pマーク)の申請もしており、秋ごろには取得できる予定だ。
◎関連リンク→ 株式会社パワーウェイブこの記事へのコメント
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