クリーンルーム対応「キャスパー」
「純国産高品質主義」のマルイチ(神奈川県厚木市)では、ワンアクションで取り外し可能なオリジナルの台車ストッパー「キャスパー」を販売している。
紐を引っ張るだけで着脱可能な特許取得済みのオープンリング方式を採用。デザイン面も考慮しており、側面はただ紐を通すだけでなく、使用していない時には紐を収納できる構造。底面には滑り止め加工が施され、様々な場所で使用できるという。
同社はこのほど、クリーンルームに対応した新製品を開発。従来製品では素材に天然ゴムを使用していたが、新バージョンではEPDM(エチレン・プロピレンゴム)を採用。石井伴和営業部長は、「ゴム痕が付きにくいため、審美性が問われる病院やデパートなどでも問題なく使用できる」と説明する。
また、オプションでナイロン製のフック付き結束バンド「Cフック」も用意。パイプがあれば、任意でどこにでも設置できるのが特徴で、下向きのほか横向きでの使用も可能。同製品を使うことで、「キャスパー」を台車にそのまま吊り下げておくことができる。台車と「キャスパー」をひとまとめに管理でき、現場での紛失防止や収納場所の省スペース化が実現する。
同部長は、「最近は地震が多いこともあり、平台車でも輪留めするように言われる現場が増えている」とし、「キャスパーシリーズは倉庫や工場など、さまざまな場所で広がりを見せている」と胸を張る。「精密機械などを搬入・据え付けする際にサービスで取り付け、そのまま置いて帰られるというユーザーもいる。ぜひ、顧客満足向上のツールとしても活用してほしい」。
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