「物流ウィークリー年間記事大賞2018」決定!
弊紙・物流ウィークリーでは、運送業界の健全な発展と社会への業界の取り組みを広くアピールすることを目的に、「年間記事大賞」を毎年実施している。
6回目となる今回も、前年度に紙面に掲載したすべての記事のうち、優れた経営者へのインタビューと話題となったニュースをそれぞれ1本ずつ選び表彰。2018年度「企業・経営者部門」は、「定着率向上『企業は人なり』(2018年6月18日号掲載)」が、「ニュース部門」は、「高潮被害のトラックに『一括請求』(同10月15日号掲載)」が、それぞれ大賞に選ばれた。
講評
若手経営者に勇気を与える
選考副委員長 鈴木 邦成 氏(日本大学教授)
営業ナンバーを取得した後、急成長したエー・シー・トランスポート(埼玉県戸田市)。「順調に台数を増やし、経営は順風満帆かのように見えていた」同社だが、人材が定着しないという悩みを抱えていた。そこで池永和義社長自らが外部研修を受け、「自分がいかにあぐらをかいていたかを思い知らされた」という。
そこから、「企業は俺だ」という考えから、「企業は人だ」に切り替えた池永社長。「節分には恵方巻を、土用の丑の日にはうなぎ弁当を、クリスマスにはケーキを、それぞれ従業員に配っている」と180度変わった社内環境は、会社に活気をもたらせている。結果、中小の運送事業者ではめずらしい新卒採用にも成功しているそうだ。
いま自社で働いている従業員を大切にし、離職率を下げることは、物流業界で深刻な問題になっている人材不足への解決策の一つ。この記事が多くの運送経営者に与えた示唆は、非常に重要と言えるだろう。
物流ウィークリー 年間記事大賞とは?
物流・運送・ロジスティクス業界の健全な発展と社会への業界の取り組みを広く社会にアピールすることを目的に、前年度に発行した「物流ウィークリー」新聞紙面に掲載された全ての記事のうち、優れた企業・物流経営者へのインタビューと話題となったニュースを選び表彰します。
対象部門・選考方法
「企業・経営者部門」「ニュース部門」の2部門で、それぞれ1本ずつ記事大賞を決定します。
2018年4月〜2019年3月末までに紙面に掲載された全記事のなかで、読者アンケートで評価の高かった記事(各10本)を選定。それらを、8名の選考委員に記事ごとに5点満点で評価いただき、合計点が最も高かった記事が記事大賞となります。
なお、インターネットからの投票数が最も多かった記事に対し、10点を加算します。
選考期間
2019年9月2日〜2019年9月12日(10日間)
大賞の特典
【企業・経営者部門】対象:該当記事に登場する企業・経営者
表彰状、記念トロフィー
副賞①:ストレッチフィルム1年分(協力:ロジ・コンビニエンス株式会社)
副賞②:求人広告1年分 無料掲載/102万円相当(協力:トラックドライバー求人サイト「ブルル」/物流企画サポート株式会社)
受賞結果
物流ウィークリー2019年10月上旬号及びHPで発表します。