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物流ニュース
富士ロジテックホールディングス レンタル物流サービス開始、シェアリング市場拡大に対応
2025年7月31日
【静岡】富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、レンタル事業者向けの総合物流サービスを今秋から開始する。
商品の入出庫から在庫・個体管理、検品・メンテナンスまでを一括で請け負うもので、拡大するシェアリングエコノミー市場に対応。独自開発した「レンタル管理システム」を活用し、業務効率化とサービス品質の向上を支援する。
同社は2000年代初頭から制服や通信機器のレンタル品を対象とした物流サービスを展開。今回の新サービスは、これまでに蓄積したノウハウをもとに開発されたもので、すでに一部顧客向けに試験運用を開始しており、月間16万点のユニフォームの入庫処理、約10万点の発送実績を有する。
レンタル管理システムでは、全品目にシリアルナンバーを付与し、貸し出しから返却までのプロセスを可視化。返却後の状態検品や修繕・クリーニングといった再商品化の工程にも対応し、個体ごとの管理が必要な高価格帯商品や状態管理が求められる品目に適しているという。
対象品目は、レジャー用品、ブランド品、衣料、介護・医療機器など多岐にわたり、今後はRFIDを用いた作業の高速化・省人化も視野に入れる。25年度中の導入を予定し、非接触かつ一括読み取りによる入出庫作業の効率化と人的ミスの削減を図る。
◎関連リンク→ 株式会社富士ロジテックホールディングス
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