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ブログ・船井総研ロジ
第172回:モデル商法が成功への近道
2012年11月27日
新規事業を立ち上げる際や新しいターゲットを攻める場合、新しいマーケティング手法を導入するなど、これまでに取り組んだことのない新しいチャレンジを実行に移す際の、最も効果的な手法として「モデル商法」というものがあります。弊社創業者の船井幸雄は何十年も前から、「たくさんの繁盛企業を見よ。そして自社に取り組み可能な要素を見つけ、実践せよ」と提唱しております。
つまり、「自社のモデルとなる企業を見つけ、徹底的に真似しろ」というモデル商法の重要性を説いています。言い換えれば「守・破・離」の「守」に当てはまります。何か新しいことに取り組むときに、ゼロから発明しようとしがちですが、それよりも、モデルを発見し真似する方が、労力やコストもかからず成功の確率が高くなります。
また、船井流の考え方の一つとして、「師と友づくり」があります。船井幸雄は効率の良い勉強法は「良い師、良い友づくり」である、とも言っています。「良い師」は単純に先生というだけではなく、モデルになる人、モデルになる企業も入ります。「良い友」とは、同業種・異業種も含めて切磋琢磨できる友人です。
よく言われるように、「学ぶ」の語源は「真似ぶ」ということもありますが、モデル企業が何をしているかを知り、良いことを「真似る」ことが繁盛企業を作る近道なのです。貴社のビジネスにおいて、モデル・師匠となる企業・経営者はいらっしゃいますか。素直に真似ることができる、というのも大事な能力です。
(株式会社船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は11年12月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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