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ブログ・高橋 久美子
第436回:左脳から右脳へ
2020年3月2日
売り上げ目標、利益目標など、私たちは経営者なので「数字」で目標を立てることが多いと思います。
これは「左脳」でする作業です。私は外見的に「右脳派」に見られることが多いのですが、実際に脳波を測定するとガチガチの「左脳人間」です。
左脳派の私たちは、ロジカルに戦略を立てたり、分析・改善しながら計画を進めて結果を出します。
しかし、2020年以降、これからの時代は「左脳」では対処しきれない時代が始まると言われています。もうすでに始まっているのですが…。
価値観が多様化し、「なんとなく」とか「理由はない」とか、「気分的に」とか、人々の選択基準が「損得」ではなく「感覚」にシフトしていきます。「熱量」だとか「エネルギー」だとか、目に見えないパワーが、ビジネスの成功にも必要不可欠になります。
こうなると、我々経営者にも、「数字に表れないものを見る力」が必要になってきます。
左脳派で、今までは、つい、なんでも合理的に判断しようとしてきた私たちも、今年は感性を大切にして、「右脳」を活性化するように意識していったほうがよさそうです。
それでは、どのようにしたら、右脳を活性化することができるでしょうか。実は、私の友人に、「脳波を右脳優位にする達人」がいます。彼は、ヘッドマッサージの手技によって脳を「シータ波」にします。私も受けたことがあるのですが、右脳優位になったおかげで、思考・行動のパターンが、いつもの私と、まったく変わり、かなり戸惑いました。
ヘッドスパを受けなくても、川のせせらぎを聞いたり、波の音を聞いたり、小鳥のさえずりや木の葉を揺らす風の音を聞いたりすると、興奮状態の左脳の働きが抑制されて、右脳優位になるそうです。
また、睡眠時間を長くとらなくても、短時間でもリラックスした脳波の状態で良質な睡眠をとるほうが、疲労が改善されるそうです。
身体的疲労の改善だけでなく、脳疲労も軽減され、判断力の向上など、事故防止にも役立ちます。
最近では、YouTubeに、「脳の疲労をとる音楽」「脳をリラックスさせる音楽」などが、たくさんアップされています。睡眠時に音楽を聞きながら眠ることで、音楽の周波数が脳の疲労をとってくれるのです。
最近、疲れが取れにくいと感じている方は、ぜひ、試してみて下さい。ドライバーさんにも、脳のストレスをとる方法をシェアしてあげてください。
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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