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ブログ・高橋 久美子
第414回:好きになってもらうには
2019年9月9日
「人として好きになってもらい、選ばれると最強」
しかし、ここで、一つ問題があることに気づいた人もいるかもしれません。
「好きになる」とは、具体的には、どんなプロセスを踏む必要があるでしょうか。それには、実際に、自分の好きな人のことを思い浮かべてみるといいですね。ここで、あなたの好きな人の顔を思い浮かべてみて下さい。…さて、どんな人が思い浮かびましたか?
奥さんでしょうか?飲み仲間の顔が浮かんだ人もいるかもしれません。職場の信頼できる右腕…?
それでは、どうして、その人のことが好きなのでしょう。一体いつから好きになったのでしょうか。
そんなふうに考えていくと、永年の付き合いの中で、一緒に苦労を乗り越えたり、お互いのことが理解できて、少しずつ人間関係ができてきたことに気づくと思います。
ということは…?
そうです。通常、好きになってもらうためには、ある程度の「期間」が必要です。会ってすぐの「一目ぼれ」などというのもありますが、「取引先として選んでもらう」というケースで考えると、ちょっとそれは、違いますよね。
会ったこともないのに、まだ取引もしてないのに、好きになってもらって、選んでもらわないといけないわけです。
一体どうしたら、そんなことができるのでしょうか。
さて、あなたのことを好きになってもらうためには、まずは、「あなたがどんな人なのか?」を、知ってもらう必要があります。どうやって、知ってもらうのがいいでしょうか。
今の時代は、発信する手段が無数に存在します。発信は、言葉で伝えることになりますから、基本的には、「書く」か「話す」の、どちらかになります。あなたは、どちらが得意ですか?
「書く」なら、ホームページ・Facebook・ブログ・出版・ニュースレター・ダイレクトメール(DM)
「話す」ならば、YouTubeやインターネットラジオがあります。
その中でも、トラック20台以下の運送会社の経営者に、最も有効な方法は、ずばり「出版」です。
前回学んだように、今の時代に消費者に支持されている会社は、社長が知名度を上げています。知名度を上げる戦略で特に強力なのは、「マスコミ戦略」と「出版」です。マスコミ戦略については、また別の機会にお伝えしていきますが、トラック20台以下の運送会社の経営者には、今、出版戦略が最強です。
この記事へのコメント
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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