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  • ブログ・高橋 久美子

    第70回:私からあなたへの手紙です

    2011年7月13日

     
     
     

     先週まで、レスポンス広告についてお話してきました。そして、中小の運送会社では、なぜレスポンス広告にしなければならないのか?その理由についても、先週のお話で理解してもらえたことと思います。今週は更に「どんな形式」のレスポンス広告にすべきかについて、お話していきます。


     世の中には、たくさんの広告があります。「テレビCM」「新聞掲載広告」「折り込みチラシ」「ラジオ広告」「ハガキDM」「手紙DM」など、あなたも様々な形の広告を目にしたことがあると思います。
     実は、レスポンス広告であれば、形はどんなものでもかまわないのかというと、そうではありません。現在、中小規模の運送会社が荷主を獲得するために、一番効率的な広告の「形」として、私がお勧めしているのは「セールスレター」です。
     もしかしたら「セールスレター」という言葉を初めて聞く人もいるかもしれませんね。セールスレターとは、簡単に言うと「手紙DM」のことです。あなたから、お客様(または、お客候補)に対して書いた手紙を、封筒に入れて送るという「形」です。
     そうは言っても、便せんに、一通一通書いていくのは大変なので、手で書くわけではありません。通常、パソコンで手紙を書いて、それを印刷して送ります。「手紙」といっても、ピンとこない人も、いるかもしれません。
     例えば、今あなたが読んでいる、この文章。気がついている人もいるかもしれませんが、実は「手紙文」になっています。「私から、あなたへ」直接呼びかけるように、意識して書いています。連載が始まってから、一度も「運送会社の皆さま、運送経営改善社のわが社では・・・」という書き方はしていません。いつも「私から、あなたへ」ほんとうに手紙のつもりで書いているということを、あなたもなんとなく、感じ取ってもらえていると思います。
     これと同じで、「セールスレター」は、「あなた」から「お客様」への、手紙として書いていきます。ハガキでは、伝えられる情報の量が限られてしまいます。ポストに直接入っているチラシタイプは、「宣伝広告」に見えてしまい、パっと見て捨てられる可能性が高いのです。開封率、伝えられる情報量などの点から、封書に入れた「手紙」の形にするのが、一番効果があります。
    全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
    http://www.handlecover.com/kaizen/

     
     
     
     

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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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