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ブログ・高橋 久美子
第95回:セールスレターの「肝」の部分
2011年12月27日
このコーナーでは「お客様の声」「プレスリリースによる権威の推奨」と、荷主を獲得するためのセールスレターの部品の集め方についてお話してきました。部品が集まったら、次はいよいよセールスレターの「肝」の部分、「キャッチコピー」についてお話していきます。
「キャッチコピー」は、かなり重要です。セールスレターが成功するかどうか、つまり売上げにつながるかどうかは、「キャッチコピー」にかかっていると言っても過言ではありません。考えてみてください。セールスレターの本文で紹介している商品やサービスがどれだけ素晴らしいものであっても、それを説明している本文を読んでもらえなかったら、まったく意味がありません。
本文を「読む」「読まない」はキャッチコピーで決まります。このように、キャッチコピーは最も重要なポイントなのですが、セールスレターを書こうとする9割以上の人が、「最も苦労するところ」でもあるのです。
実は、熟練したコピーライターでもキャッチコピーを作るためにはかなりの時間をかけるのです。もちろん私もそうです。私の場合、セールスレターだけでなく、さまざまな媒体に広告を出すことがあります。私が出す広告の反応率は、業界内の他の広告に比べ、通常の2倍から時には10倍というような、ダントツの反応率を叩きだしています。文句なく業界で一番だと自負しています。
なぜ、こんなに高い反応を得られるのか?というと、いろんな秘密があります。その秘密のひとつが「キャッチコピーをつくるのが得意だ」ということです。あなたにも、その作り方の秘密をお話していきますので、しっかり覚えて荷主を獲得してくださいね。
まずは、キャッチコピーを作る「順番」です。たいていの人は、これを間違えてしまっています。キャッチコピーを作るのは「一番最後」です。みなさんはその逆で、一番最初にキャッチコピーを作ろうとしてしまいます。パソコンに向かって「うーん、うーん、」と、頭を抱え、一歩も前に踏み出せないということになります。
『キャッチコピーは、一番最後に作る』、まずはこれを頭に入れてくださいね。来週はキャッチコピーの作り方をもう少し具体的にお話していきます。
全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
http://www.handlecover.com/kaizen/この記事へのコメント
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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