-
ブログ・高橋 久美子
第234回:有料セミナー参加者、一体どんな人が来る
2014年9月1日
突然ですが、質問です。有料セミナーに常に参加する人は、どんな人だと思いますか?
「高いセミナー参加費を用意できる、経済的余裕がある人」「わざわざ新幹線に乗って東京まで行く、時間の余裕がある人」「周りの人が協力的で、セミナーに参加することを理解してくれる環境にある人」、ひょっとしたら、そう思っている人もいるかもしれません。私のところにも、セミナー告知をすると、次のようなメールが届きます。
「今は参加費が工面できないので、今回は行きたいですけど見合わせます」「どうしても外せない用事があるので、次回にします」「社長である父が許可してくれないので、説得して、何とかわかってもらえるようになったらにします」
そして、このような理由で参加を見合わせる人は、必ずこう付け足します。「お金ができたら参加します」「時間ができたら参加します」「父を説得できたら参加します」。どうなるのかというと半年後も、同じ理由で参加できません。
とても重要な話なので、よく聞いて下さいね。セミナーに参加を決意する人は、お金があるから参加しているのでもなければ、時間に余裕があるから参加しているのでもありません。ましてや周りが「ぜひセミナーに行ってくれ」と、協力してくれているわけでもありません。
売り上げを上げたい、時間の自由が欲しい。現状を変えたいから、どうしても変えたいから、だからこそ、「今までの自分とは違う選択」を決断したのです。「結果を出している人と同じ選択」を決断したのです。
つまり、順番が逆なのです。お金ができたら行けるのに…時間ができたら行けるのに…と言い続けていても、現実は変わりません。お金をつくるため、時間をつくるため、周囲に納得してもらうために、目の前の現実を変えるしかないのです。しかも、劇的にです。
現実を変えるには結果を出すことです。もし今、結果が出ていないのであれば、結果が出ている人の中に入って、結果が出ている人と同じ行動をすることです。今までとは選択の基準を変えることです。
他人を変えることはできません。あなたが変わることでしか、結果を出すことはできません。今の現状に満足していないという人は、ぜひ「今までとは選択の基準を変える」ということを意識してみて下さい。この記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
「ブログ・高橋 久美子」の 月別記事一覧
-
「ブログ・高橋 久美子」の新着記事
-
物流メルマガ