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ブログ・高橋 久美子
第307回:トップページの適切な長さとは?
2016年1月25日
新規荷主獲得のためのホームページ(HP)の作り方について、詳しくお話ししていきます。今週は、トップページの「長さ」について学びます。
ちなみに、いくつかの会社のHPを開いて、マウスで下にスクロールしてみて下さい。ずっと下の方までスクロールできる長いページもあれば、少ししかスクロールできない短いページもあることに気づきます。
さて、ここであなたに考えてみてほしいのですが、新規荷主獲得のためのHPのトップページは長い方がいいでしょうか。それとも、短い方がいいと思いますか?
正解は「短い方がいい」です。どれくらい短いものがいいかというと、ほとんどスクロールできないくらいの短さがベストです。
新規荷主候補が、あなたの会社のURLをクリックして、パソコン上にトップページが表示されます。トップページは、この最初に目に入る画面のみで構成するようにして下さい。
重要なことなので繰り返しお伝えしますが、ここでターゲットとなるのは「検索客=急いでいる客」です。ですから、その人が今、必要としている情報のみをトップページに掲載します。それ以外の余計な情報を与えれば与えるほど、問い合わせの確率が下がっていきます。
トップページのポイントは、「必要な情報を与えること」ですが、最も重要なポイントは「必要な情報以外のものを、どれだけ排除できるか」なのです。このトップページに掲載すべき情報は、「電話番号」「キャッチコピー」「会社名」「住所」「一目で運送会社だとわかるイメージ」だけです。
スクロールして電話番号が画面上から隠れてしまったら、それだけ電話が来る確率が下がります。インターネットの世界は「0.2秒」で勝負が決まる世界です。ですから、トップページはスクロールできる長いページではなく、ファーストビューページにすべてが収まる、短いページを作って下さい。
HPを持っている人は今すぐ、あなたの会社のトップページを確認してみて下さい。必要な情報以外の情報が排除されているか? スクロールできない短いページになっているか? を、チェックしてみて下さいね。この記事へのコメント
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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