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  • ブログ・高橋 久美子

    第434回:動けなくなっても自力で不労所得

    2020年2月17日

     
     
     

     運送業の新聞の連載なのに、どうして最近の高橋さんは、運送の話じゃなくて、電子書籍の話ばかりするんだろう?

     

     ひょっとしたら、そんなふうに思っている人もいるかもしれません。

     でも私は、「運送業の経営者にこそ」電子出版をしてほしいと、心の底から思っています。

     突然ですが、あなたの会社のドライバーの平均年齢は何歳でしょうか。

     国交省の調べによると、大型トラックドライバーの平均年齢は47・5歳超。トラック20台以下の小規模運送会社ほど、年齢が高い傾向にあります。

     トラックドライバーは、他の職種に比べて、高年齢化が深刻です。視力低下、判断力・瞬発力の低下など、身体能力の低下が事故につながります。しかし、高齢ドライバーの大多数が、「自分には、ドライバー以外の仕事はできない」と、確信しています。

     ですから、身体能力の低下を自覚しつつも、将来に不安を抱えながら毎日を過ごしているのです。

     過去には運送会社を転々として、十分な年金がもらえない状態のドライバーも少なくありません。

     そんな彼らに、たとえ数万円でも、「身体が動かなくなっても、自分で不労所得を得る方法」を、教えてあげられたとしたら、どうでしょう。不労所得といっても、仮想通貨や株・FXなどのように、「儲かるかもしれないけど、損するかもしれない」というものではありません。そんな「賭け」みたいなことは、潤沢な資産を持っている人以外、やってはいけません。

     再起が難しい年齢からのチャレンジは、「損するリスク」は、ゼロでなければならないのです。

     もちろん、損するリスクがゼロの投資など、この世に存在しません。だからこそ、電子出版のような収入源をお勧めしたいのです。

     ちなみに私は、作家が本業ではありませんが、仕事の合間に原稿を書き、この2年間で数冊の電子書籍を出版しました。先月は、1か月の印税が50万円を超えました。

     もちろん、売れる本にするにはコツもいります。もしかしたら、ほとんど売れないかもしれません。それでも、マイナスになることはないですし、確実に得られるものがたくさんあります。

     自分の人生を1冊の本にすることで、今までの出会いへの感謝や、頑張った自分への自信など、印税どころではない、かけがえのない精神的な報酬も手に入ります。パソコンのスキルはいりませんし、今は文章を書かなくても、スマホに向かって話すだけで会話をテキスト入力してくれるソフトもあります。

     あなたも今年は作家デビューしてみてはいかがでしょうか。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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