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  • ブログ・川﨑 依邦

    一人でも入れる労働組合がやってきた(41)経営方針書の中身について述べ

    2012年4月13日

     
     
     

     ?ドライバー教育に取り組む


     「ドライバー教育と言っても何から取り組めばいいのか」。A社長は思い悩む。「当たり前のことを当たり前にやることだ!」と思い至る。当たり前とは、5Sに力を入れることである。5Sとは整理、整頓、清潔、清掃、しつけのことである。具体的実践として一瞬、一瞬を大事にする。
     あいさつは声を大きく元気よく行っていく。今までは「あいさつをしっかりすると言っても小学生ではあるまいし、今更ドライバーに言えないよ」と思っていた。A社長は、これまでを反省してあいさつを徹底してできるドライバーづくりに取り組むこととする。あいさつがしっかりとできれば荷主からも評価が高まる。究極の物流品質はあいさつであると思い至る。A社長自ら、ドライバーの姿を見ると積極的に声かけして、あいさつをやり抜くこととする。心の姿勢を変えていくための出発点は、「あいさつ」である。

     あいさつ・5S運動を進めるために5人1組のグループを編成し、リーダーを決める。リーダー研修ミーティングを月1回行うこととする。時間にして60分。当初は思うように進まない。リーダーに選任された者が不平をこぼす。「どうして俺がリーダーなんて面倒臭いことをしなければならないのか」「ドライバーは所詮1匹狼で、1人ぼっちの職業だ。グループ活動なんて、うまくできるわけがない」。その上、分会員も反発する。「グループ活動の名を借りて労働組合を潰そうとしているのではないか」。更に月1回のミーティングと言っても、リーダー全員が頭をそろえるのも難事である。仕事の出発時間も車庫に帰る時間もマチマチなのに、「どうして顔を合わせてミーティングが出来るのか」。この難事の解決策は配車にある。ミーティングは月1回なので、その日のみ配車を工夫してリーダーは早く帰れるようにするのである。

     ドライバー教育の実践は職場で行う。グループ活動によって行う。あいさつや5Sについては日々チェックリスト表を作成する。チェック表に基づいてリーダー研修ミーティングを行う。できていない原因を見つけて、できるように衆知を集めて実践していく。あいさつができなくて声の小さい者は社長が個人面談していく。あいさつの徹底実践を突破口として5S実践へと進む。車をピカピカにする。トイレや休憩室もゴミひとつないようにする。制服も清潔にする。5Sの実践である。

     

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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