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ブログ・鈴木 邦成
第572回:中間点呼
2020年4月30日
中間点呼は運転者が2泊3日以上の運行などの場合、必要になります。
なお、中間点呼は電話などで行うことになりますが、当然のことながら運転中に電話を用いて点呼をすることはできません。
酒気帯びの有無についての確認では電話越しに「飲酒をしましたか」、「アルコール探知器を使用して確認してください」などと質問します。
疾病・疲労については「体調は悪くありませんか」、「疲れていませんか」などと質問します。
また安全な運行ができない恐れの有無については、たとえば国道の渋滞とその理由が明らかになった場合には「国道が工事のために渋滞しているので県道を通って迂回してください」といったように指示を出します。
なお、中間点呼が必要となる場合には運行管理者は運転者に運行指示書をあらかじめ渡さなければなりません。
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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