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ブログ・鈴木 邦成
物流と金融
2008年9月17日
米国経済の先行き不安
米国の大手金融機関、リーマン・ブラザーズの破綻の影響が心配されます。サブプライム問題の深刻さが伺い知れます。世界経済の今後の行方も気になります。
「サブプライム問題の深刻化で米国経済のバブルは崩壊した」という意見が有力になってきています。これまで好調だった米国経済が下向きになることで日本経済も大きなダメージを受けることになるのかもしれません。
物流と金融
「モノの流れ」である物流と、「カネの流れ」である金融には一見、接点があまりないようですが、近年はその関係も密接になりつつあります。
ネットビジネス市場では代引きなどの普及により物流企業が金融の決済機能を保有することに大きなメリットがあると考えられるようになってきています。
また物流とIT、決済、金融を融合させた「ロジスティクス・ファイナンス」という概念もあります。物流的な視点を生かしながら資産(在庫)の圧縮、オフバランス化などを推進していくのです。物流ファンドなどもロジスティクス・ファイナンスの分野に属しているといえるわけです。この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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