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ブログ・鈴木 邦成
年末年始に考える
2008年12月29日
経営の神様の言葉
「経営の神様」といわれたピーター・ドラッカー(故人)はその著書『創造する経営者』(ダイヤモンド社)の中で「未来を知ることができる二つの方法がある」といっています。
それはどのような方法かというと、
①自分で未来を創ってしまう
②すでに起こったことがこれからどのようになるか予測して、帰結を見つけ、それを行動に結びつける
ということです。
ドラッカーは現在の世界は大転換期にあたり、2020年まで、あるいはそれ以降もその変化は続くと見ていました。今後、10年以上にわたっても大きな変化が続いていくとの予測です。地球環境問題や高齢化問題などが大きな社会問題となることも以前から指摘していました。
そして変化する社会環境の中で企業経営には「答がたった一つしかない」ということはなく、適時、見直していくことが重要と考えていました。
物流ビジネスの経営者、関係者にとっても役立つ経営、ビジネス、マネジメントのヒントが数多く、ドラッカーの著書の中に収められているといえるでしょう。年末年始にお時間があればぜひ一冊、お読みになられることをお勧めいたします。この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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