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ブログ・鈴木 邦成
リバースロジスティクスの中核
2009年7月3日
東京ビッグサイトで「医薬品・化粧品 包装機械・包装資材EXPO」が開催されていたので行ってまいりました。
物流における包装機械、包装資材の役割は今後ますます高まっていくと感じました。
中間処理工場などの機能強化を推進
さて、話は変わりますが、静脈物流の戦略的な構築を考えるうえで中間処理がその中核的な機能を担うことは間違いないでしょう。
そしてそのためには中間処理工場などの静脈戦略拠点としての位置付けをこれまで以上に明確化する必要もあります。
徹底した安全管理、IT管理を環境、リバースロジスティクスのトータルコーディネートを考えながら進めていく必要もあるでしょう。
サーマルリサイクルとマテリアルリサイクル
たとえば廃タイヤのリサイクルはサーマルリサイクル、マテリアルリサイクルに大別され、行われます。
サーマルリサイクルでは製紙工場、製鉄工場やセメント焼成用の熱源として利用されています。
また、マテリアルリサイクルでは更正タイヤの代用、再生ゴム、ゴム粉などとして加工、利用されています。
そして中間処理工場で破砕切断処理されたタイヤチップを燃焼させ、油化、炭化などが行われています。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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