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ブログ・鈴木 邦成
仕入形態についての基本知識
2009年8月11日
台風の被害が大きくなっています。
近年、なぜ台風が大型化しているのか、地球温暖化とも関係があるのか、もしあるならばどのような対策を講ずるべきなのかなど、より深い調査、検証が必要となっているのではないでしょうか?
3種類の仕入れ形態
たとえば、アパレル商品の有力販路となる百貨店などでは仕入れに際して、買取仕入れ、委託仕入れ、売上仕入れの3種類の方法があり、状況に応じて使いわけられています。
買取仕入れとは、アパレルメーカーから百貨店などにアパレル商品が納入されるときに商品に対して買取りというかたちで代金が支払われ、その所有権もあわせて移転されるという仕入れの形態です。この場合、いったん買い取ったアパレル商品は原則的には返品できません。
ただし、実際は買取仕入れということであっても店頭の売れ残りなどを返品するケースも少なからず見られるようです。
委託仕入れとは百貨店などの小売業がアパレルメーカーなどから商品を委託されて店頭に置くというかたちをとる仕入れ形態です。
売れ残り商品は当然のことながら小売業からメーカーに返品されることになります。
売上げ仕入れは「消化仕入れ」ともいわれます。
アパレルメーカーなどから仕入れた商品のうち、百貨店などの店頭で売れた商品のみを仕入れたとする形態です。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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