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ブログ・鈴木 邦成
冷凍コンテナの検査
2009年8月31日
民主党政権で景気の風向きはどうなる?
衆議院選挙での民主党の大勝、自民党の惨敗で、我が国の政治の方向性が変わり、経済、あるいは景気の風向きがどのように変わるのか、目を離せなくなりました。
はたして、政治状況の激変が景気回復につながるのでしょうか?
冷凍コンテナの検査
海上貨物輸送におけるコンテナ内面に断熱加工が施されている冷凍コンテナの役割はきわめて重要です。冷却機能だけでなく加熱機能も持ち合わせています。
冷凍コンテナは常に積載貨物の温度を適正に保てる構造となっていますが、貨物を積み込む前にはプレトリップ検査といわれる試運転を行い、指示温度を保てるかどうかをチェックします。
また陸揚地でも航海中の温度状況記録などをチェックし、不良コンテナがあれば修理します。
その他に定期検査を2年に1度行います。
またCS(International Convention for Safe Container )条約(海上コンテナの取扱いと輸送時における人命安全確保及びコンテナの構造要件、検査、保守点検義務等について規定した条約)に基づいて5年に1度、安全に荷役を遂行するための検査を行います。
さらにコンテナがターミナルで船積みを待つ際などにも適時、冷凍機のチェックが行われます。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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