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ブログ・鈴木 邦成
自動車リサイクル法の海外事情
2009年9月18日
シルバーウィーク
シルバーウィークが始まりました。
行楽地、海外などに出かける人も多いと思います。
私にはいまのところは、とくに予定がなく、都内の自宅にいることになると思います。
海外の自動車リサイクル法
シルバーウィークにはマイカーの利用も増えることでしょうが、環境重視時代ということもあり、クルマといえば、エコカー、あるいは自動車リサイクル法が浮かんできます。
EU(欧州連合)では、使用済み自動車のリサイクルを推進するため、2000年10月にELV指令が制定されています。
その指令を受け、EU加盟各国では、それぞれの事情を考慮し、国内法を制定しています。
そしてたとえばドイツは「世界で最も進んだ自動車解体システム」が出来上がっています。
ただし、我が国やEU諸国には自動車リサイクル法がありますが、世界的に見ると、自動車リサイクル法が存在しない国も相当にあります。
たとえば、米国や東南アジア諸国などには自動車リサイクル法は存在しません。
自国に自動車産業のない国にとっては自動車リサイクル法の整備は後手に回ってしまうというわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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