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ブログ・鈴木 邦成
マクロ物流システムの刷新
2009年10月22日
景気の行方は…?
秋晴れの好天候が続いていますが、少しずつ、気温が下がり、冬に向かっているという気配が感じられます。
我が国の経済には相変わらず景気に底打ち感は感じられませんが、海外の経済動向を見ていると、わずかながら上向きの流れも出てきたように思えます。
物流システムの刷新
羽田のハブ化問題は相変わらず揺れていますが、航空行政だけに限らず、我が国の物流システム全体のフレームワークを刷新する時期に来ているのかもしれません。
加えて言えば、物流インフラ全体の中に見え隠れするさまざまな問題点を丁寧に洗い出し、それを解決していく行政の物流スペシャリストの育成も必要になってくるのではないでしょうか?
ところでJR貨物がコンテナ用架台の標準化に乗り出すというニュースが飛び込んできました。
これまで多くの鉄道コンテナ用架台には標準仕様がありませんでした。
そのため、運送事業者が架台を注文、製造するのにコストがかかったのです。
標準化することにより運送事業者の負担が軽減されることになるわけです。
今後の動きに大きな注目が集まることになるでしょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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