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ブログ・鈴木 邦成
日本経済の再浮上と物流
2009年11月8日
物流センターの進化
最近建設される最新鋭の物流センターはその設備も雰囲気もまた、庫内で展開されるオペレーションも洗練、高度化されているので、物流の専門家以外の方が見学すると、昔ながらの倉庫の雰囲気とのあまりのギャップに驚かされることになります。
ただし、物流センターの「いま」がどのようになっているかを知ることは企業活動における物流の役割を理解するうえできわめて重要なことといえましょう。
それゆえ、流通システムの中枢ともいえる物流センターについて、一般の方にもこれまで以上に深く理解していただけるように業界がさらなる努力を必要としているともいえるでしょう。
物流関連の書籍の充実
また、近年の物流関連の書籍の充実についても目を見張るものがあります。
書店に行くと、絵解き、図解などで内容を視覚的にフォローした読みやすくわかりやすい本が多々、並んでいます。
高度な専門知識を効率的、体系的に理解できる環境も整ってきているといえるでしょう。
そうした点をも踏まえつつ、物流・ロジスティクスの進化を梃子に、日本経済の再浮上を図る道筋をより真摯に模索していく必要もあるといえるでしょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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