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  • ブログ・鈴木 邦成

    グリーンサプライチェーンの強化

    2009年12月9日

     
     
     

    環境重視の企業戦略
    環境重視の視点が企業戦略のこれからの方向性を決める大きなカギとなってきていますが、その流れの中でここのところ、グリーンデバイス、グリーンプロセスといった概念が大きな注目を集めています。
    環境負荷の少ない、リターナブル機能、再生・再利用機能の高い部品の開発、活用、また環境負荷の少ない作業工程、生産、物流などのプロセスをいかに企業システムの中に効率的に組み込んでいくかということが重要になってくるというわけです。
    これまで重視されてきたQ(品質)、C(コスト)、D((納期)だけでなく、そこにE(エコ)の概念を加えていくことが求められているといえましょう。
    MFCAの導入メリット
    ところでMFCA(マテリアルフローコスト会計)を導入し、成果を上げる企業が増えています。
    MFCAとはマテリアル(投入物質)のフローとストックに着目した環境管理会計手法です。
    MFCAの導入のメリットとしては、主に以下の3点が考えられます。
    ① 環境負荷の改善ポイントの発見を容易にする
    ② 環境と物流の両立を図りながら、物流改善の方向性を示せる
    ③ 廃棄物の全体量の削減を円滑化する
    グリーンサプライチェーンの構築にMFCAの導入も欠かせないといえましょう。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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