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ブログ・鈴木 邦成
モーダルシフトの強化
2010年1月18日
環境にやさしいフォークリフト
ハイブリッドフォークリフトが発売され、注目を集めています。
CO2排出量をディーゼルタイプの半分程度に抑えることができるということが最大のメリットとなります。
まだ市場規模は小さいものの、これからの成長に大きな期待を寄せたいところです。
鉄道ターミナルの強化
日航問題などがあり、「日本の空」が大きくクローズアップされていますが、モーダルシフトなどの環境物流のますます高まる今後の重要性を考えると、鉄道貨物駅、鉄道ターミナルの強化などにも、これまで以上に力を入れていく必要があります。
鉄道貨物駅にはトラック輸送から鉄道輸送への変換・中継機能があります。
貨物取扱駅には基本的な設備として、列車の発着などが行われる本線の他に仕分けなどのための側線、貨物の積み下ろし作業などを行う荷役設備、パレットデポ、コンテナデポなどがあります。
ただし、近年は荷役の効率化、端末輸送の円滑化などを考えると、さらなる多機能化が求められる方向にあります。
さらにいえば今後は、トラック輸送とのより緊密な連携を意識しながら、高度な物流インフラを鉄道貨物輸送部門にも導入していく必要性があるわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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