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ブログ・鈴木 邦成
ロジスティクスの高度化とデザインマネジメント
2010年2月10日
まもなくの「春節」
春節(旧正月)の長期休暇を利用して、日本に買い物ツアーに来る中国観光客が増えているそうです。
日本では中華街などを除いては盛大に祝われることはありませんが、中華圏では西暦の正月以上に重要視されています。
中国の方と交流することが増えれば、必然的に春節への注目度が高まることになるでしょう。
わが国で春節が新しいビジネスチャンスとして、これまで以上に意識される可能性が出てきているともいえるでしょう。
ロジスティクスの高度化を促進するデザイン
SCMの最適化を図り、経済的な包装や、輸送に適した製品設計を行うためには、デザイン・フォー・ロジスティクス(DFL)という概念が重視されます。
物流費を管理し、顧客に対するサービス向上に役立つ商品開発・生産プロセスを設計する考え方として重要です。
たとえば、包装を小さくするように設計すれば、保管スペースも少なくて済みます。
また製品によっては段積みなどを容易にすることもできます。
「ロジスティクスの高度化、効率化にはどのようにデザインマネジメントを進めることが必要か」ということを常に考えていくことで、物流効率化を側面からサポートする企業システムを作り上げることができるのです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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