-
ブログ・鈴木 邦成
ロジスティクスイノベーションのポイント
2010年3月29日
話題の3D映画
ジェームズ・キャメロン監督の話題作「アバター」を見てきました。
3D映像が今後の大きなトレンドとなることを予感させる映画でした。
さまざまな分野での新しい技術の開発が新しいビジネスモデルを創出することを実感しました。
物流におけるイノベーションのポイント
物流と技術革新、あるいはイノベーションの関係を考えていくことに際しては、近年のビジネストレンドと重ねながら巨視的に考えると、2つの大きなポイントがあるように思われます。
最初のポイントは環境との関係です。
環境負荷を低減させるという視点から新しいシステムや機器を導入し、それを革新的なビジネスモデルにつなげていくというわけです。
2番目のポイントはセキュリティとの関係です。
これは特に国際物流、物流のグローバル化とのからみでいえることですが、テロ対策などの米国の意志・意向が強く働いている分野でもあります。
たとえば、RFIDの導入に際して、物流ランニングコスト、リードタイム、在庫削減などについての効果がミクロ的な視点からは期待できるでしょうが、同時にマクロ的な視点から、環境との関係、セキュリティとの関係が重視されるというわけです。 -
-
-
-
筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
「ブログ・鈴木 邦成」の 月別記事一覧
-
「ブログ・鈴木 邦成」の新着記事
-
物流メルマガ