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ブログ・鈴木 邦成
リユース、リサイクルと輸出管理
2010年8月13日
夏の甲子園
夏の高校野球のシーズンになり、連日、熱戦が繰り広げられています。
優勝の行方も気になります。
中古機械の輸出
中古機械などを日本から輸出する場合、輸出国側の日本でのサーべヤー(検査員)による船積み前検査が義務化されている国もあります。
輸入国でそのまま、あるいは修理すれば使用できることを確認しなければなりません。
また、中古機械などの輸入が原則禁止となっている国もあります。
リサイクル、リユースなどがグローバルで重視されつつある状況を考えると、中古品についても輸出管理をいかにしっかり行うか、社内体制などの整備を行っていく必要があります。
というのは、中古品の輸出についても新品の輸出と同様にキャッチオール規制(全品目輸出管理制度)の対象にならないかどうかを確認する必要があるからです。
ちなみにキャッチオール規制ではたとえ汎用品であっても需要者(輸入国)の意図、用途によっては大量破壊兵器の生産に結びつく国への貨物、技術の輸出に規制がかけられています。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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