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ブログ・鈴木 邦成
コンテナ港の大水深バース
2010年8月27日
進む円高
急激な円高が心配です。
民主党代表選などの影響で発生するリスクのある「政治空白」も心配です。
わが国の通貨政策、外国為替戦略、株価対策などについて本格的なテコ入れが必要になっているように思えます。
コンテナ港の水深
オーバーパナマックスと呼ばれる4100TEU以上の大型コンテナ船には15メートル級の大水深バースが必要になりますが、わが国には多くありません。
コンテナ船の大型化 に対応すべく東南アジアや中国のハブ港湾では大水深バースが標準装備となっています。
ちなみにパナマックス型では水深12~14メートルが必要です。
このクラスの水深バースのさらなる充実も必要です。
輸送機器の大型化への対応力を高めることは、日本の物流インフラの抱える大きな課題といえましょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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