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ブログ・鈴木 邦成
物流センターの防災チェック
2011年3月21日
遺伝的アルゴリズム
「遺伝的アルゴリズム」の開発者、ジョン・ホランドは1970年代初頭に自然進化と染色体の関係に興味を持ちました。
そして生物の進化が染色体に対して操作を行うプロセスからなる点に注目しました。
ホランドは自然進化のしくみを応用して、コンピュータのアルゴリズムに活用すれば難問解決に役立つと考えたのです。
遺伝アルゴリズムは評価モジュール、集団モジュール、再生モジュールという3つのモジュールにまとめられています。
各モジュールが一緒に働くことで「染色体」の集団進化が促されます。
震災後の物流センターのチェックポイント
出入り口扉、シャッター、窓などの建て付け、開閉が不良となっていないか、再度チェックしておきましょう。
シャッターなどが損傷、変形し、開閉がうまくいかないと安全上、危険ですし、さまざまな作業効率が低下する恐れも出てきます。
あらゆる照明について、ちらつきのあるものがないか、切れていないかをチェックするようにしましょう。
照明に不都合があれば、作業に少なからぬ影響が出ることも考えられます。
適度な照度となっていることを常に確認しましょう。
消火器の本数などについても再確認しておきましょう。
規定の本数が、歩行距離20m以下ごとに設置されていて、それが用途に適した消火器が正しい位置に正しいかたちで置かれているかも確認するようにしましょう。
有効期限にも注意しましょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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