-
ブログ・鈴木 邦成
物流における包装の機能
2011年3月29日
危機対応の姿勢
日産のカルロス・ゴーン社長がいわき工場の視察を行いました。
大きな危機に直面して、現場を激励し、士気を高める姿勢はさすがだと思いました。
逆境の中でいかに組織をまとめるかということがリーダーの必須条件といえるでしょう。
包装の機能
包装は物流の5大機能(輸配送、保管、荷役、流通加工、包装)の中の1つですが、その発祥は縄文時代などで使われた壺にまでさかのぼれます。
世界各国の古代文明で壺は輸配送、保存の際に使われていました。
現代社会ではほとんどあらゆる商品が包装されていますが、それを実現させたのはプラスチックの発明です。
プラスチックを活用することで、包装のバリエーションは格段に向上しました。
物流における包装の主要機能は次の2つになります。
①内容物の保護性
②輸送・保管・荷役・流通加工における利便性
たんに内容物を保護するだけでなく、物流効率の向上に包装は大きく貢献しているといえるのです。 -
-
-
-
筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
「ブログ・鈴木 邦成」の 月別記事一覧
-
「ブログ・鈴木 邦成」の新着記事
-
物流メルマガ