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ブログ・鈴木 邦成
BABOKの概念の物流業界への浸透
2011年6月24日
災害廃棄物処理の進捗状況
日帰りでしたが、東北に出向き、被災地における災害廃棄物処理の現状などについて関係者からヒヤリングを行ってきました。
災害廃棄物処理についてある程度の方向性は整いつつありますが、今後、それをいかに効率的に実践していくかということが大きな課題であるともいえましょう。
物流企業におけるBABOK活用の可能性
WMS(倉庫管理システム)、TMS(輸配送管理システム)などは、物流IT化の流れの加速の中でさらなる高度化の必要性に迫られています。
また今後は、動静脈一貫物流情報支援システムなど、ビジネスロジスティクス領域も拡大する方向性を見せ始めています。
そうした流れを考えると、ITベンダー企業がこうした高度化、複雑化する物流トレンドや最新の物流業務で求められる新しいオペレーションに対する効率的なソリューションを的確に捉えるためには、物流関係者とのより緊密な関係を築くことは不可欠に思えます。
たとえば、BABOKの概念が物流業界にも浸透し、それを活用する動きが本格化してくれば、物流ITシステムがより効果的に物流改善やロジスティクスの高度化に直結していくことになるわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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