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ブログ・鈴木 邦成
船荷証券の基本知識
2011年8月12日
ドイツ鉄道の躍進
ドイツといえば「欧州物流の雄」として知られていますが、最近はドイツ鉄道の躍進がヨーロッパでは注目されています。
欧州隣国の鉄道貨物部門の買収や、モーダルシフト基軸の本格的な物流改善提案など、欧州大陸全体の鉄道物流の活性化を睨んでいます。
船荷証券の発行
船会社は船荷証券(ビル・オブ・ランディング:B/L)を輸出者(シッパー)、すなわち荷送人に発行します。
船荷証券は外国向けのみでなく、国内向けにも発行されます。
国内向けのものを「国内船荷証券」、外国向けのものを「海洋船荷証券」といいます。
在来船の場合は船積船荷証券、コンテナ船の場合は受取船荷証券が発行されます。
船積船荷証券の場合は貨物の積み込みが確認されたうえで発行されます。
それに対して、受取船荷証券の場合は貨物を受け取ったことを記載して発行され、船積完了は追記するかたちをとることができます。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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