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ブログ・鈴木 邦成
欧米の日本式経営研究の行方
2011年12月5日
2012年の年賀状
年賀状を書く時期となりました。
年初に頂いた2011年の年賀状を改めて拝見すると、今年1年の様々な出来事が思い出されます。
日本式物流ノウハウを吸収する米国
最近は米国企業などが日本式経営を徹底して研究する傾向を強めています。
その結果、日本の物流ノウハウについても完全に吸収し、日本企業のはるか上のレベルに達している企業も少なからず出てきています。
スポーツでかつて日本のお家芸だったバレーボールなどが南米諸国などに追いつかれ追い抜かれて行ったのは、日本人コーチによる指導、すなわちノウハウの流出による影響が大きかったように思われます。
日本国内での評価が大きな成果の割には低かったために多くの優秀な指導者が海外に活路を見出そうとしたのでしょう。
そして今、日本の物流についても、同じようなリスクがあります。
物流について、企業経営者がより適切な評価を下すことで高い物流品質とノウハウの流出が防げると考えられるわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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