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ブログ・鈴木 邦成
グリーン物流を目指すトレンド
2012年2月8日
景気の行方は?
日本企業の不振が報道される中、意外な感もありますが、日経株価がここにきて上昇を始めました。
景気の行方が気になります。
グリーン物流の流れの加速
わが国の物流政策の方向を定めている総合物流施策大綱(2009‐2013)では、グローバルサプライチェーンを支える効率的物流の実現、安全・確実な物流の確保と並んで環境負荷の少ない物流の実現が三本柱の一角を担っています。
流通業務の総合化及び効率化の促進が進められ、物流倉庫、物流センターなどの物流施設は効率的で環境負荷の小さい物流を構築するための中核的な位置付けと捉えられるようになったのです。
高速道路インターチェンジ、鉄道貨物駅などの社会資本の周辺に立地し、平屋で1500㎡、多階建てで3000㎡以上などの認定要件を満たした物流施設には支援措置がとられるのです。
環境負荷の軽減に大きく貢献する物流効率化施設は物流総合効率化法による税制特例措置の対象となっています。営業倉庫、トラックターミナルなどの諸設備はNEDO補助事業の対象ともなっています。
こうした流れのなかで物流施設を国際的な視点から評価していく動きが近年、大きくなっています。
そしてなかでも注目を集めているのが環境との関係でいってもよいでしょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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