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ブログ・鈴木 邦成
産業廃棄物の排出者責任
2012年9月28日
次世代テレビ
ソニーと東芝が次世代4Kテレビを発表しました。
テレビ需要が冷え込む中、次世代テレビを消費者がどのように受け入れるかは興味深いところです。
排出者責任
度重なる廃棄物処理法の改正により、排出者責任はますますきびしく問われる方向にあります。
「廃棄物は排出事業者の責任において適正に処理されなければならない」というわけです。
確かに環境省が発表した資料などによると最近は投棄件数や投棄量は減少傾向にあります。
けれども一度、大規模な不法投棄事件が発生すれば社会的に多大な悪影響を与えることになるわけです。
排出事業者には一定の条件下で処理を他者に委託する「委託処理」も認められています。しかし委託先の産業廃棄物処理事業者が不法廃棄を行った場合、メーカーなどの排出事業者が「知らなかった」では済まされません。
当然のことながら排出事業者が不法投棄された産業廃棄物の除去などについての最終的な責任を負うことになっているのです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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